NZ クイーンズタウンを楽しむ: 2015/02/19

2015年2月19日木曜日

クイーンズタウンの新旧、話題のお店

　クイーンズタウンには一年中海外からの旅行者、観光客が訪れて賑わっていますが、そのため続々と新しいお店が増えています。15年度もクイーンズタウンには新しいお店やレストランや商業ビルが出来上がりそうですが、2月の段階で日本のガイドブックにはまだ載っていなくて日本人個人旅行者にもお勧めできる話題のお店をいくつか紹介します。

　まずは、これまで長年その場所にあったお店が移転していたり、なくなっているものから紹介します。移転したのがアウトサイドスポーツ。メリノ衣料のお店としてNZでは最も有名なメーカーであるアイスブレイカーの商品をNZで一番品ぞろえを誇るこのスポーツショップが、賃貸料が高すぎる理由から独自のショップビルを建てて移転しています。このアウトサイドスポーツの2階にはDOCのビジターセンターも入っていたのがこのためDOCの場所も別の新しい場所に移転しています。クイーンズタウンのDOCは主に個人ウォークでルートバーントラック、ダートー＆リーストラック、グリーンストーントラックなどのハットチケット受け取り場所になっているため、今季クイーンズタウンにやってきてルートバーントラックのハットチケットを受け取る場合は注意が必要です。

　また気軽にフィッシュ&チップスをテイクアウェイで食べるにはお勧めだった屋台のAggy Shackがなくなっています。このお店の横にはこれまたお気軽にクイーンズタウンをサイクリングなどで自転車を借りて走り回るのに人気があったレンタサイクルショップが移転しています。この二つの屋台のようなお店があった場所はクイーンズタウンの中では湖沿いのかなり一等地にあたる場所なのですが、さすがにこの屋台的な見栄えの悪いものよりリゾートタウンらしい商業ビルにして、賃貸料も増大できることを見込んでこの土地を持っている大手観光事業主がついにこの2つのお店を立ち退かしたような形になりました。

　次に昨年からクイーンズタウンにできた新しくて、話題のお店を3店紹介します。一つはペドロズ・ハウス・オブ・ラム。この名前を聞いてピンと来た人は以前クライストチャーチに在住した人かもしれません。クライストチャーチで今でも地震後屋台でその営業を続けているラム専門レストランがクイーンズタウンに昨年の7月から進出してきています。クイーンズタウンでも同じくレストランではなくて、テイクアウェイ専門店として町の中心からは少し離れたところにお店を構えています。クライストチャーチの地元の人には知れ渡っていたこのお店が旅行者の町のクイーンズタウンで成功するかな？と心配していましたが、その海外からの旅行者が口コミで評価するトリップアドバイザーでは昨年の末ぐらいから堂々のクイーンズタウンの人気レストラン1位にランキングされています。

　また町の中のお店としてチョコレート専門店とラテン系レストランが昨年からオープンして共に人気が定着しているように思えます。KOKO Black；ココブラックというチョコレート専門店はメルボルンからNZ初のお店として進出をはたしたことで話題となりましたが、高級チョコレートを扱うその店内はまるで宝石店のような雰囲気も漂うお店です。2階の喫茶店はサロンと呼ぶにふさわしい内装と雰囲気があるので落ち着いた感じで、しかも室内でゆっくりお茶をしたい日本からの女性にはお勧めのクイーンズタウンのカフェになると思います。

　そしてクイーンズタウンの目抜き通り＆歩行者天国の通りであるThe Mall;ザ・モールの中にCaribe Latin Kitchenというラテン系レストランができていて、これも日本からの旅行者にお勧めできると思います。メニューはメキシコ、ブラジル、ベネズエラ、コロンビアというその名の通りラテン系の料理が主なのですが、タパスメニューがあるようにどれも大量の一品ではありません。NZにやってきてレストランで出される品はどれも食べきれない量があると日本の観光客は嘆いています。またクイーンズタウンに来てファーグバーガーを食べたいけどあの大きさは到底無理！という人にはこのラテンレストランを一度覗いてみるといいでしょう。場所もクイーンズタウンの目抜き通りにあって11時から夜遅くまで開いているのでランチもしくはディナーに最適にもなると思います。